お口全体を診療します

口腔外科は、お口まわりの外科処置を行う診療項目です。親しらずの抜歯や口内炎など口腔内の治療が含まれます。JR中央線日野駅より徒歩2分の歯医者「日野ファミリー歯科医院」では、虫歯や歯周病の治療を行う一般歯科や小児歯科、矯正歯科などのほか、口腔外科にも対応しています。

こんなときには口腔外科へ

こんなときには口腔外科へ

手術

抜歯やインプラント手術、歯根端切除術などが含まれます。

顎関節症

「顎が痛む」「顎がカクカク・シャリシャリ鳴る」「口が開けづらい」などの症状がある場合は顎関節症が疑われます。その治療や症状の緩和を行います。

顎や顔面の外傷

事故などによる顎の骨を骨折、歯の脱臼・破損、頬や唇、舌の外傷などが含まれます。

膿胞・良性腫瘍

顎の骨の中にできた膿胞や粘膜などの軟組織にできた膿胞の治療を行います。

口腔がん

口腔内にできた「がん」(舌がんや口腔がんなど)や悪性の疑いのある腫瘍を、周囲の組織とともに摘出します。

口腔乾燥症

口腔内の乾燥が気になる場合の治療を行います。

親しらず

親しらず

親しらずとは、28本の永久歯が生えそろったあとしばらくしてから奥歯の奥に生えてくる大臼歯のことです。全部で4本生える可能性がありますが、4本ともまっすぐ生えるのは珍しいケースといえます。人によって少しだけ生えたり、斜めに生えたり、横向きだったり、まったく生えないこともあります。

すべての親しらずが治療の対象にはなりませんが、痛みがあったり、虫歯や歯周病のリスクが高かったり、まわりの歯を押して歯列に悪影響を与えそうな場合は抜歯が選択されます。親しらずの抜歯が必要かどうかは診察してみないとわかりません。目視やレントゲン撮影で検査を行い診断します。気になる奥歯の違和感がありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

【抜歯が選択される親しらずについて】
  • 親しらずが原因で歯ぐきに炎症を起こしている場合
  • 食べかすなどがたまりやすく虫歯や歯周病の発症リスクが高い場合
  • すでに虫歯にかかっている、または親しらずのとなりの歯が虫歯にかかっている場合
  • 歯並びに悪影響を与えている、または与えそうな場合

歯根端切除術

歯根端切除術

歯の中を通る神経にまで虫歯の原因菌の汚染が進行してしまった重度の虫歯は、「根管治療」を行います。しかし根管の先に膿がたまる「歯根膿胞」を起こしてしまったり、歯根が曲がっていたりする場合には、通常の根管治療では治療が難しいことがあります。その際に行うのが歯根端切除術です。

歯根端切除術は、その名の通り、歯根の先を切除して必要に応じて歯根の先から根管の洗浄を行う処置です。その際には歯根の先にたまっている膿も除去します。歯根端切除術は相当に熟練した歯科医師でも難しい手術といえます。